ちょんちょんパン☆

暇な大学生のブログです。経験したことや感じたこと、自分の好きなものなどを紹介していこうと思います。

ガムを踏んでしまったおっさんの話。

 

平日のある日の出来事。

 

僕は相変わらずのフレンドのいなさの為に、大学の昼食を一人で食べることになった。

 

いい天気なので、あまり人が来ない外のベンチで食べることにした。

 

今日のご飯はカップ麺だ。コンビニで某シーフードヌードルとふぉーいお茶を購入し、ベンチに向かう、すでにお湯を注いでからは3分以上たっている。

 

「急がなければ。」

 

たまに声を出さなければのどが声を出すことを忘れてしまいそうなので、周りを見渡し

人がいないのを確認してから独り言を言う。

 

その確認の時。僕の黒目は少し離れた所にいるおっさんをしっかりととらえいた。

年齢は50~60歳、165センチくらいでこの年にしてはすらっとしている。おそらく大学の講師であろう。

 

 

勘のいい坊やはもうお気づきであろう。そう。この人物こそ今回の主役であるおっさんである。

おっさんは僕の座っているベンチに一直線に近づいてくる。

 

「嘘だろ。」

 

明らかにこちらに向かっているおっさん。このおっさんは僕の唯一のオアシスであるこの場所に侵略しに来たのだろうか。使徒だ。こいつは。

 

「絶対座るんじゃねぇぞおっさん。」

 

僕のこの時の気持ちは赤でしか表現ができないのでいつもはしない文字色変更をさせてもらう。

 

いつものように心の中でおっさん向けメッセを送ったが無情にもおっさんは隣に座ってきた。僕とおっさんの距離は80センチほどである。

 

おっさんんんんんんっっっ!!

 

隣に座ったおっさんはおもむろにポケットの中から25センチ程度の木の棒を取り出し靴を脱いだ。

 

ガリガリガリガリガリガリ

 

おっさんがガリガリ言っているわけではない。靴底を削っている音である。

 

おっさんは無我夢中に靴底を削る。このおっさんは狂ったわけでは決して無い。タイトルの通りガムを剥がしているようだ。

 

ガリガリガリガリガリ

ボソッ「クソっ」

 

このおっさんは僕のように人目をはばかって独り言を言うタイプではないようだ。

 

このガムはというと、かなりの特大サイズである。クロレッツ5.6こ分はあるのではないか。

 

しかもおっさんはというとなぜかサッカーのトレシューのような靴を履いており凸凹の部分にコレでもかと言うほどにガムが接着している。ガムの侵食範囲は直径10センチ近くはあるだろう。

 

それをひたすらシーフードヌードルを1人で食べている僕の隣で剥がすおっさん。カオスである。

 

4.5分は経ったであろうか、ほとんど剥がし終わったおっさんは僕に聞こえるか聞こえないかの大きさの声で呟いた。「はぁ〜」、、、

 

ボソッ「ガム吐かなきゃ良かった。」

 

ん??

 

こいつ今

おかしなこと言ったぞ。

 

踏まなきゃ良かった、誰だよ捨てたやつ。ならまだわかる。

 

だが、こいつは、

ガムを吐かなきゃ良かったと言った。

 

そうこいつが僕のオアシスに侵略してまで無我夢中に剥がしていたこのガムは、

このおっさんが自分で吐いたものなのである。

 

どうもガムがフレッシュだった筈である。

 

随分と伸びていたし、色も鮮やかで土もほとんど付いていなかった。

 

 

 

それにしても特大なガムを食うおっさんである。

 

そもそも自分で吐いたガムをどうすれば自分で踏めるのだろうか。

 

どんな身体能力をしているのか。

 

そしてなぜこいつはこの歳になって特大ガムを大学の敷地内に吐いたのか。

 

そしてこいつは僕のランチタイムをガリガリ音と絶え間ない独り言によって潰したのだ。

 

まあいい。

 

こいつにはすでに天罰はくだっている。

おっさんが吐いたガムを他の誰でもないおっさん自身が踏んだことがせめてもの救いである。

 

コレからはランチタイムはベンチでとらないことにする。

 

この下らない寒い出来事を見てくれてありがとうございました。

今の文章力ではこの出来事を面白く語れないということが分かった。